電験三種 やさしい解説 (機械)  「誰でもわかる電験参考書」

初心者にはとても難かしい電験三種。 市販の参考書を読んでも、電気初心者にとってはわからないことばかりです。 これから電験の勉強を始める電気初心者の方に向けて、電験の内容をやさしく解説した「誰でもわかる電験参考書」の作成をしています

変圧器23 変圧器の効率No.2

変圧器23 変圧器の効率No.2

変圧器の効率を求める公式③について説明します

 

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この公式を使い問題を解くにあたっては、以下の決まりごとがあります

 

1, 鉄損Pi は負荷に関係なく一定

 

2, 銅損は負荷(負荷比) によって変化する

 

3, α2Pcn = Pc → 全負荷銅損Pcnにα2を掛けたものは 銅損 (負荷比α時の銅損)

 

4, Pi =α2Pcn のとき効率は最大になる

(鉄損 = 銅損 のとき効率は最大になる )

逆に言えば、効率が最大のとき Pi =α2Pcn が成り立ちます 

 

試験問題に、「効率が最大のとき」、「最も効率が良い」、などの言葉が

出てきた時は Pi =α2Pcn が成り立ちます

 

5, α2Pcn = Pc と Pi =α2Pcn より Pi =α2Pcn = Pc が成り立ちます

    

電験数学をわかりやすく解説

 

「誰でもわかる電験参考書」機械

変圧器23 変圧器の効率No.2

 

 

 

 

 

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