電験三種 やさしい解説 (機械)  「誰でもわかる電験参考書」

初心者にはとても難かしい電験三種。 市販の参考書を読んでも、電気初心者にとってはわからないことばかりです。 これから電験の勉強を始める電気初心者の方に向けて、電験の内容をやさしく解説した「誰でもわかる電験参考書」の作成をしています

変圧器7 定格容量

定格容量

 

変圧器の定格容量

変圧器の定格

変圧器の定格とは 指定された電圧、周波数における使用限度を表したものです

 

定格容量

定格二次電圧、定格周波数、力率100%の時の二次端子間の皮相電力 のことを

定格容量と言い、単位は [V・A]、または [kV・A] を使います

  

定格容量と電圧、電流の関係を表す式は次のようになります

Pn = V2n × I2n

Pn [V・A] : 定格容量

V2n :定格二次電圧

I2n  :定格二次電流

  

また、V1 I1 = V2I2であるため、次の関係式も成り立ちます

Pn = V1n × I1n

Pn [V・A] : 定格容量

V1n :定格1次電圧

I1n  :定格1次電流

 

上の2つの式より、次の式が成り立ちます

Pn = V1n × I1n = V2n × I2n

 

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「誰でもわかる電験参考書」

「誰でもわかる電験参考書」機械

変圧器7  定格容量