電験三種 やさしい解説 (機械)  「誰でもわかる電験参考書」

初心者にはとても難かしい電験三種。 市販の参考書を読んでも、電気初心者にとってはわからないことばかりです。 これから電験の勉強を始める電気初心者の方に向けて、電験の内容をやさしく解説した「誰でもわかる電験参考書」の作成をしています

変圧器3 巻数比 No.1

巻数比 No.1

 

巻数比

変圧器に巻かれている一次側と二次側の巻き線量の比を巻数比と言い、

巻数比を変えることにより、二次側の電圧と電流の値を変えることができます

それでは、巻数比と電圧比、電流比の関係を見ていきましょう

 

巻数比の公式

変圧器に巻かれている一次側と二次側の巻き線の 巻数比aとすると、

巻数比aを表す式は次のようになります

 

一次側の巻数をN1、二次側の巻数をN2としたときの巻数比a を表す式

a = N/ N2

 a : 巻数比

N1 : コイル1の巻数

N2 : コイル2の巻数

 

一次側の巻数より、二次側の巻数を少なくした場合、降圧用

一次側の巻数より、二次側の巻数を多くした場合、昇圧用変圧器 になります

 

 

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難しい参考書でお悩みの方へ

 

 

「誰でもわかる電験参考書」機械

変圧器3  巻数比 No.1